サンスベリアのコバエ対策 ハイドロカルチャー 植え替えで解決

サンスベリアを普通に育てていると、植木鉢からコバエが発生します…。

虫嫌いの私にとって大きな悩みです。

色々と調べた結果、土で育てるよりもハイドロカルチャーで育てたらコバエ(虫)が発生しにくいことが判明!

でも、ハイドロカルチャーって一体、何?

素人の私が植え替え作業なんて大丈夫!?

多くの人が不安を感じると思います。

実際に私もその一人です!

せっかく、順調に育っている私のサンスベリアちゃん!

ハイドロカルチャーに植え替えして、失敗して枯らせたらどうしよう…

でも、コバエの発生はなんとかしたい。

悩むところです!

この記事では、実際に私が経験した

サンスベリアをハイドロカルチャーに植え替える際の手順と注意点を詳しく解説します。

サンスベリアとハイドロカルチャーの基礎知識

まず、サンスベリアとはどのような植物か、ハイドロカルチャーとは何かについて理解しましょう。

それぞれの知識を得れば、不安はなくなります!

サンスベリア植物の特徴

サンスベリアは、乾燥に強く管理が容易な植物で、空気清浄の効果も高く

観葉植物の中でも人気のある植物です!

しかし、乾燥に強いということは、ハイドロカルチャーのような水耕栽培に近い形で育てることができるのか?

不安に感じる人も多いかもしれませんが、大丈夫です!

水やりの方法を間違わなければ、サンスベリアもハイドロカルチャーで育てることができます!

ハイドロカルチャーってそもそも何?

ハイドロカルチャーは、土ではなく「ハイドロボール」と呼ばれる人工の土壌(上記の写真)を使って植物を育てる方法です。

ハイドロボールは粘土を高温で焼いて作られ、細かい穴が多く空いているため、植物の根に必要な水や酸素を供給するのに適しています。

さらに土で育てるよりも衛生的でコバエの発生なども防げます!

ハイドロカルチャーのメリット

ハイドロカルチャーにはいくつかのメリットがあります。

まず、土を使わないため、清潔で衛生的です。

また、ハイドロボールを使用することで、水やりの管理が容易になり、植物の根に豊富な酸素を供給することができます。

さらに、ガラス容器などを使うことで水の量が一目で分かるため、初心者にも管理がしやすいです。

ハイドロカルチャーと水栽培の違い

ハイドロカルチャーは「水耕栽培」と混同されることがありますが、これらは異なる方法です。

水耕栽培は水だけを使用して植物を育てるのに対し、ハイドロカルチャーは土に代わる人工の素材を使用して水を与えながら植物を育てます。

ハイドロボールの役割と使用方法

ハイドロボールはハイドロカルチャーにおいて重要な役割を果たします。

これは、粘土を高温で焼いて発泡させた素材で、細かい穴が空いており、植物に酸素を供給するのに役立ちます。

ハイドロボールには、大・中・小というようにサイズなどがあります。

最初はどれを使っていいかわからないと思いますが

中サイズが無難です!

ハイドロボール (レカトン) 2L 中粒 簡易包装

ハイドロボール (レカトン) 2L 中粒 簡易包装

930円(11/22 17:20時点)
Amazonの情報を掲載しています

ハイドロボールの使用方法は、基本的には普通の土と同様で、

鉢の半分くらいにハイドロボールを敷き詰めたら

そこに植物を置き、支えながら残りのハイドロボールを入れて植物を支えます。

土と違い、ハイドロボールは植物の根に適切な酸素供給ができるようにもなります!

普通の土よりも、根腐れさせることなく育てれるようになります!

植え替えの準備と手順

サンスベリアとハイドロカルチャーをそれぞれ理解できたら

いよいよ、植え替え作業です!

植え替えを始める前に、必要な材料を準備しましょう。

必要なものは以下の通りです。

  • ハイドロカルチャー用の容器(透明がおすすめ!)
  • ハイドロボール(100均などでも売ってます!)
  • 水耕栽培用の培養液
  • 根を洗浄するためのブラシやハサミなど

ちなみに購入したハイドロボールは、そのまま使うのはおススメできません!

一度、排水溝用のネットなどに入れて水洗いしておくことをおススメします!

ある程度で構わないので、かならずハイドロボールは水洗いしておきましょう!

まずは土から取り出して根の洗浄

まず、サンスベリアを鉢から取り出し、根を水でやさしく洗い流し、必要に応じてブラシやスポンジで土を落とします。

根の検査とカット

洗浄後、根を検査し、病んでいる部分や腐っている部分があればハサミでカットします。

このステップは植物の健康を維持するために重要です。

素人の私でも、この段階で

あれ?この根っこ色が悪いな…切っておこうか…

という感じでわかりますので

とりあえず、土を落として根っこをよく見て下さい!

変な色になっているところは、切る!

そんな感じで大丈夫です。

ハイドロカルチャーへの移行

サンスベリアの根を洗って準備ができたら、ハイドロカルチャーの容器

1/3~1/2ぐらいに事前に洗っておいたハイドロボールを入れておきます。

そして中央にサンスベリアを配置して

サンスベリアを固定するように回りにハイドロボールを入れていきましょう。

この時、しっかりサンスベリアが固定されるように確認しながら行いましょう!

結構、簡単にできます!

その後の管理は水やりだけ!

さて、サンスベリアのハイドロカルチャー化が完了したら、

水やりです。

ここが超大事なので赤字で書きます!

水はヒタヒタに入れてはダメ!

外から見て、容器の1/3ぐらいに水が入っていたらOKです!

最初に書きましたが、サンスベリアは乾燥地帯の植物です!

根っこが常に水で浸っていると、根腐れします!

なので、根っこのところに水があるか、ないかぐらい

ちょうど容器の1/3ぐらいの水量が入っていれば、OKです!

(これは、透明の入れ物を使っていると外から目視できます)

あとはカラカラに乾燥しないようにだけ、気を付けとけばOK!

水やりの3回に1回ぐらいに水耕栽培用の培養液

これを入れれば、問題ないです!

水換えなどの注意点

サンスベリアをハイドロカルチャー化させると

  • コバエの発生を防げる!
  • 水やりなどの管理がとても楽になる!
  • 清潔感溢れる格好よく室内にサンスベリアを飾れる

などなど

たくさんのメリットを享受できますが

あまりにも放置しているとコケが生えたり

水が汚れてきたり

やはり、半年に一度くらいは掃除が必要です!

できるだけサンスベリアが活動期の春~秋にかけて掃除を行いましょう!

冬はサンスベリアの休眠期なので鉢替えや掃除は控えておきましょう!

(暖かい室内で作業ができるなら、問題ないです!)

年に2回、4月と10月ぐらいに鉢の中を掃除しましょう!

その際、ハイドロボールの掃除も水洗いして天日に干すぐらいの感じで問題ないです!

あまりにもコケが酷い場合は、ハイドロボール自体を入れ替えましょう!

サンスベリアはとても強い植物なので

  • 水のやりすぎ
  • 直射日光に当てる

この2点をやらなければ、誰にもでも簡単に育てられます!

覚えておきましょう!

水やりはちょっとでいい!

直射日光はダメ!

まとめ

サンスベリアをハイドロカルチャーに植え替えることは、正しい手順を踏めば難しくありません。

この方法で、コバエの問題を解消し、植物の健康を保ちながら、美しいハイドロカルチャーの世界を楽しむことができます。

サンスベリアのハイドロカルチャー植え替えに挑戦して、新しい栽培方法の楽しさを発見しましょう。