ネフロレピスの冬の水やり|初心者が失敗しない3つのポイント【わかりやすく解説】

どうも、みどりです

私も最初にネフロレピスを育てたとき、

「シダ系はジメジメ好きでしょ?」

と思って、毎日のように水をあげていました。

結果…見事に根腐れ。

冬のネフロレピスは「お水よりも乾燥」を好む季節だったんです。

この記事では、初心者さんでも「なるほど!」と納得できるように、

冬のネフロレピスの正しい水やり方法をわかりやすく解説します。

ネフロレピスってどんな植物?

項目 詳細
植物名 ネフロレピス(別名:セイヨウシダ)
科名 ツルシダ科
原産地 熱帯・亜熱帯地域
花言葉 愛らしさ・誠実・魅惑
生育期 4月〜10月(冬は休眠)
特徴 湿度は好きだが“過湿”は苦手。寒さに弱く10℃以下で成長停止。
耐寒性 弱い(10℃を下回ると休眠)
管理のポイント 明るい日陰で、乾かし気味に育てるのがコツ。

ネフロレピスは「シダ植物=水好き」と誤解されやすいのですが、水をやりすぎると簡単に根腐れします。

冬の管理は特に「水やり控えめ」が大事です。

冬のネフロレピスは休眠中です

ネフロレピスの生育期は4月〜10月。

冬は活動が止まり、水を吸う力も弱まります。

この時期に夏と同じペースで水をあげると、

根が吸収しきれず腐る

土の中でカビが発生

葉が黄色くなって枯れる

といったトラブルが起きます。

冬は「乾燥気味に育てる」が鉄則!

冬の水やりの正しいやり方【初心者でも簡単】

①頻度:月1〜2回が目安

土が完全に乾いてから2〜3日後にあげる

冬は部屋が暖かくても根は休んでいるので、焦らなくてOK

②タイミング:午前中がベスト

気温が上がる前に与えることで、夜間の冷えによる根痛みを防げます

夜の水やりはNG(冷水が根を傷つけやすい)

③水温:ぬるま湯(15〜20℃)を使う

冷たい水は根へのダメージ大

ぬるま湯で土をほんのり湿らせる程度がちょうどいい

④たまに葉水(はみず)で湿度もキープすると良い

冬の室内は暖房でカラカラ。

ネフロレピスは空気の乾燥が苦手なので、霧吹きで葉に水を与える(葉水)のが効果的です。

この時の水温も15〜20度が良い

頻度:週2〜3回

方法:葉全体に軽く霧吹き

注意点:夜はやらない(湿ったまま冷え込むよ葉っぱにもダメージ・カビの原因)

週に1回か2週に1回ぐらいのペースで葉水をするだけで、しっとりツヤのある葉が保てます。

冬のNG行動3つ

やってはいけないこと

毎日水をあげる→根腐れ・カビの原因になる

そのままの水道水(冷水)を使う→根にダメージを与える

葉水のかけすぎ→冬の水やりと同様に冷たい水は葉っぱにダメージを与えます。控えめに

さらに、鉢皿に水をためたままにするのもNGです。

必ず捨ててくださいね。

冬越しのポイント

  • 10℃以下にならない部屋に置く
  • 窓際や玄関など寒い場所は避ける
  • エアコンの風が直接当たらない場所に移動
  • 午前中はレース越しの日光を当ててあげる
  • 水やりは月に1〜2回、水道水をそのままあげない(15~20度以下にすると良い)
  • 土は乾燥気味にさせておく(冬は吸水しないので)

ネフロレピスは「風通し+明るさ+控えめな水」で冬を乗り越えます。

私の失敗談

最初の冬、

私は「葉先が茶色い・葉っぱが黄色い=乾燥してる=水不足」と勘違いして、水をジャバジャバ…。

結果、根腐れであっという間に枯らしてしまいました。

次の年は、月1回だけの水やり+たまに葉水で湿度キープ

に変えたら見違えるほど元気に!

春には新しい芽がたくさん出てくれて、思わず「よっしゃ〜」とガッツポーズでした(笑)

まとめ|冬は「待つ勇気」がネフロレピスを救う

冬の水やりは月1〜2回・午前中・ぬるま湯で

葉水で湿度を保ちつつ、根元は乾燥気味に

鉢皿の水はためない・夜の水やりはNG

ネフロレピスは優しい性格の植物です。

「お世話をしすぎないこと」が、いちばんの愛情なんです。

春になって新芽が出てきたとき、

我慢してよかった!と思えます!