ポトスを育てているけど、コバエがわいてしまい
急いで何とかしたい方!
ググってみると「農薬」という言葉が出てくるが、
室内に置いておくものに「農薬」とかちょっと抵抗がある…
でも、コバエは絶対になんとかしたい…
そんな方にお勧めなのが
ハイドロカルチャーに植え替えてコバエを殲滅させる方法です!
ハイドロカルチャーって聞いたことありますか?
ポトスは、その美しい葉と手軽なお手入れで人気のある観葉植物です。
しかし、土を使うとコバエの問題に直面することがありますよね。
そんな時、ハイドロカルチャーへの植え替えが解決策になり得ます。
しかし、「ハイドロカルチャーって何?難しそう…」と感じるかもしれません。
私自身も最初はそうでした。
しかし、実はハイドロカルチャーは初心者にも優しい方法なのです。
この記事では、ポトスのハイドロカルチャーへの植え替え方法を、初心者にも分かりやすく解説します。
ポトスを枯らさずに、コバエの問題を解決するための一歩を踏み出しましょう。
ポトスの特徴と魅力
ポトスは、葉の形や色が多様で、室内の装飾にも最適な植物です。
また、空気を浄化する効果もあり、健康的な室内環境作りに一役買ってくれます。
育てやすい植物であるため、植物初心者にもおすすめです。
ポトスをハイドロカルチャーに植え替えるメリット
- 清潔さ: 土を使わないので、コバエがわきません!室内が汚れにくく、管理が簡単です。
- 根の健康: 水の状態が一目でわかるので、根腐れを防ぎやすいです。
- 成長の観察: 透明な容器を使用すると、根の成長を直接観察できます。
ハイドロカルチャーってそもそも何?
ハイドロカルチャーは、土ではなく「ハイドロボール」と呼ばれる人工の土壌(上記の写真)を使って植物を育てる方法です。
ハイドロボールは粘土を高温で焼いて作られ、細かい穴が多く空いているため、植物の根に必要な水や酸素を供給するのに適しています。
さらに土で育てるよりも衛生的でコバエの発生なども防げます!
ハイドロカルチャーのメリット
ハイドロカルチャーにはいくつかのメリットがあります。
まず、土を使わないため、清潔で衛生的です。
また、ハイドロボールを使用することで、水やりの管理が容易になり、植物の根に豊富な酸素を供給することができます。
さらに、ガラス容器などを使うことで水の量が一目で分かるため、初心者にも管理がしやすいです。
ハイドロカルチャーと水栽培の違い
ハイドロカルチャーは「水耕栽培」と混同されることがありますが、これらは異なる方法です。
水耕栽培は水だけを使用して植物を育てるのに対し、ハイドロカルチャーは土に代わる人工の素材を使用して水を与えながら植物を育てます。
ハイドロボールの役割と使用方法
ハイドロボールはハイドロカルチャーにおいて重要な役割を果たします。
これは、粘土を高温で焼いて発泡させた素材で、細かい穴が空いており、植物に酸素を供給するのに役立ちます。
ハイドロボールには、大・中・小というようにサイズなどがあります。
最初はどれを使っていいかわからないと思いますが
中サイズが無難です!
ハイドロボールの使用方法は、基本的には普通の土と同様で、
鉢の半分くらいにハイドロボールを敷き詰めたら
そこに植物を置き、支えながら残りのハイドロボールを入れて植物を支えます。
土と違い、ハイドロボールは植物の根に適切な酸素供給ができるようにもなります!
普通の土よりも、根腐れさせることなく育てれるようになります!
植え替えの準備と手順
ポトスとハイドロカルチャーをそれぞれ理解できたら
いよいよ、植え替え作業です!
植え替えを始める前に、必要な材料を準備しましょう。
必要なものは以下の通りです。
- ハイドロカルチャー用の容器(透明がおすすめ!)
- ハイドロボール(100均などでも売ってます!)
- 水耕栽培用の培養液
- 根を洗浄するためのブラシやハサミなど
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ちなみに購入したハイドロボールは、そのまま使うのはおススメできません!
一度、排水溝用のネットなどに入れて水洗いしておくことをおススメします!
ある程度で構わないので、かならずハイドロボールは水洗いしておきましょう!
まずは土から取り出して根の洗浄
まず、ポトスを丁寧に鉢から取り出し、根を水でやさしく洗い流し、必要に応じてブラシやスポンジで土を落とします。
根の検査とカット
洗浄後、根を検査し、病んでいる部分や腐っている部分があればハサミでカットします。
このステップは植物の健康を維持するために重要です。
素人の私でも、根を見ると
あれ?この根っこ色が悪いな…切っておこうか…
という感じでわかりますので
とりあえず、土を落として根っこをよく見て下さい!
変な色になっているところは、切る!
そんな感じで大丈夫です。
ハイドロカルチャーへの移行
ポトスの根を洗って準備ができたら、ハイドロカルチャーの容器
1/3~1/2ぐらいに事前に洗っておいたハイドロボールを入れておきます。
そして中央にポトスを配置して
ポトスを固定するように回りにハイドロボールを入れていきましょう。
この時、しっかりポトスが固定されるように確認しながら行いましょう!
結構、簡単にできます!
その後の管理は水やりだけ!
さて、ポトスのハイドロカルチャー化が完了したら、
水やりです。
ここが超大事なので赤字で書きます!
水はヒタヒタに入れてはダメ!
外から見て、容器の1/3ぐらいに水が入っていたらOKです!
ポトスは水耕栽培ができる点などから考えて
ある程度、根が水に浸っていても大丈夫な植物ですが
根腐れしない!
とは、100%言い切れません!
なので、根っこのところに水があるか、ないかぐらい
ちょうど容器の1/3ぐらいの水量で育てるのが一番、無難です!
(これは、透明の入れ物を使っていると外から目視できます)
あとはカラカラに乾燥しないようにだけ、気を付けとけばOK!
水やりの3回に1回ぐらいに水耕栽培用の培養液
これを入れれば、問題ないです!
水換えなどの注意点
ポトスをハイドロカルチャー化させると
- コバエの発生を防げる!
- 水やりなどの管理がとても楽になる!
- 清潔感溢れる格好よい感じで室内にポトスを飾れる
などなど
たくさんのメリットを享受できますが
あまりにも放置しているとコケが生えたり
水が汚れてきたり
やはり、半年に一度くらいは掃除が必要です!
できるだけポトスが活動期の春~秋にかけて掃除を行いましょう!
冬はポトスの休眠期なので鉢替えや掃除は控えておきましょう!
(暖かい室内で作業ができるなら、問題ないです!)
年に2回、4月と10月ぐらいに鉢の中を掃除しましょう!
その際、ハイドロボールの掃除も水洗いして天日に干すぐらいの感じで問題ないです!
あまりにもコケが酷い場合は、ハイドロボール自体を入れ替えましょう!
ポトスは非常に育てやすい植物なので
- 水のやりすぎ
- 直射日光に当てる
この2点をやらなければ、誰にもでも簡単に育てられます!
覚えておきましょう!
水やりはちょっとでいい!
直射日光はダメ!
まとめ
ポトスのハイドロカルチャーへの植え替えは、コバエの問題に悩む多くの人にとって、簡単で効果的な解決策です。
初心者でも安心して挑戦できるよう、この記事では基本的な手順と注意点をご紹介しました。
ポトスを健康に保ちながら、清潔で美しい環境を楽しんでください。