観葉植物の土に白いカビが!?初心者が知るべき原因と対処法

観葉植物を育て始めたばかりで、植木鉢の土に白いカビが生えているのを見つけたら、誰でも驚き、心配になるものです。

しかし、この白いカビは植物にとって必ずしも害になるわけではありません。

ここでは、白いカビが生える原因と、それに対する簡単な対処法を紹介します。

これを理解すれば、あなたも観葉植物のケアに自信を持つことができるでしょう。

白いカビが生える原因

この白いカビは、一般に土壌の表面に生えるカビの一種で、過湿状態が原因で生じます。

室内の湿度が高い、または通気性が悪い、水やりが過剰であることが多いです。

このカビは土壌内の有機物を分解する役割を持っており、直接的には植物に害を及ぼすことは少ないですが、

通気性が悪い、水をやり過ぎているなど、育てる環境が植物にとって最適でないこともあるのでちょっとだけ育て方に見直しが必要かもしれません。

対処法

まず、土の上に生えてしまった白カビは放置してても大丈夫ですし、見栄えが悪いのが嫌なのであれば、白カビの部分の土だけ捨てる。もしくは、土をかき混ぜて見えないようにするでOKです!

育てている観葉植物に直接的な害はないので安心して下さい!

但し、観葉植物の葉の表面や根本に生えた白カビ(黒や茶色の場合もある)は、病気を発症させることがあるので危険です。

土の表面に生えるカビとは違うので、すぐに摘除する必要があります。放置したままでは、株全体に広がるだけでなく、周辺の植物にも広がる可能性もあります。

その時の対処方はこちらに

白カビの対処方法

  1. カビの除去
    • 葉の表面:カビが葉に生えている場合、柔らかい布やティッシュで優しく拭き取ります。拭き取る際、必ず乾いた布を使い、一方向に拭いてカビを広げないようにします。
    • 根本のカビ:土の表面や植物の根本にカビが生えている場合、スプーンや小さいスコップを使って、カビが生えた部分の土を取り除きます。できるだけ早く取り除くことで、カビが広がるのを防ぎます。
  2. 植物を風通しの良い場所に移動
    • カビの発生は湿度が高すぎる環境で起こりやすいため、植物を風通しの良い、直射日光が当たらない明るい場所に移動させましょう。これにより湿気がこもらず、カビの成長を抑えられます。
  3. 水やりの見直し
    • 水やりの頻度を減らす:過剰な水やりは根腐れやカビの原因になります。土の表面がしっかり乾いてから水を与えるようにしましょう。
    • 水はけの良い土を使用:水はけの良い土や鉢底石を使用することで、根が過度に湿らないようにします。
  4. 殺菌剤の使用
    • 市販の植物用の殺菌剤を使用することで、カビの再発を防ぐことができます。植物に適した製品を選び、パッケージの指示に従って使用してください。
  5. 土の交換(必要に応じて)
    • カビが土全体に広がっている場合は、土を新しいものに交換するのが最も効果的です。植物を一度鉢から取り出し、根を優しくほぐして古い土を取り除いた後、新しい土を使って植え替えます。

土の上に生えてるカビの対処法

あと、重複しますが、土の上に生えた白カビの対処法を書いていきます!

  1. 水やりを控える:土の表面が乾くまで水やりを控えましょう。土が常に湿っているとカビが生えやすくなります。
  2. 通気性を良くする:植木鉢の土を軽くかき混ぜて空気を入れることで、土の通気性を改善しましょう。(この時に根を傷つけないように注意しましょう。生えているカビも混ぜて大丈夫です!)
  3. 位置を見直す:植物をもっと風通しの良い場所へ移動させることで、土の乾燥を促し、湿度を下げることができます。(室内の場合は難しいです)
  4. カビの除去:特に白いカビは除去しなくても大丈夫です。カビが生えるたびに新しい土に取り替えていたら大変です!

予防策

  • 適切な水やり:植物の種類に応じて水やりの量を調整し、土の表面が乾いたら水を与えるようにしましょう。
  • 良質な土を使う:通気性と排水性の良い土を使用することが重要です。市販の観葉植物用土はこの条件を満たしています。
  • 空気の循環を良くする:室外なら問題ないですが、室内の場合は換気をこまめに行い、空気の循環を良くすることで、カビの発生を防ぎます。

まとめ

基本的に白カビが生えても問題はありません!

だけど、見た目で気持ち悪い場合は、前述した

  • 白カビの生えた部分の土だけを捨てる
  • 土をかき混ぜて見えないようにする

の対処法で解決させましょう。

観葉植物の土に白いカビが生えるのは、育てる環境を見直す良い機会です。

最初は難しく感じるかもしれませんが、植物の成長とともに、あなたのガーデニングスキルも成長していくことでしょう。