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虫の発生や根腐れを防ぐために土をキレイに水で洗い流したり、
植物によっては根を1/3ほど切って、水耕栽培に適した根を新たに出させる方法があったり、
色々と知識が必要です!
以下のステップで、土の栽培からハイドロカルチャーに移行すれば、
ほぼ問題なく植え替えを成功させれますので参考にして下さい。
前提として、気温が低い冬の植え替えは絶対に行わないようにして下さいね!
ハイドロカルチャーに適している観葉植物
- ポトス
- サンスベリア
- パキラ
- ペペロミア
- ガジュマル
特にポトスやサンスベリアは丈夫で、初心者でも失敗が少ないおすすめ品種です。
私も初めてハイドロカルチャーにしたのは、土で育てたポトスでした!
土からハイドロカルチャーへの切り替え手順
植物の取り出し
鉢から土ごと植物を優しく引き抜き、根に付いた土を丁寧に取り除きます。
根を傷つけないように注意します。
(この際に根についた土を取りやすくするために植木鉢ごと水の中に10〜20分ほどつけるやり方がおすすめ)
根の洗浄と整理
水で根を洗い流し、土を完全に除去します。
特に根の細かい部分に土が残らないようにします。
根の状態を確認し、傷んでいる部分や腐っている部分を消毒したハサミで切り取ります。
根のカット
健康な根も含めて、根を全体的にカットします。
通常、根の長さを1/3から1/2程度に短くします。
これにより、新しい環境に適応しやすい根が生えやすくなります。
(面倒ならカットなしでもOKです)
水耕栽培用の根を出させる準備
※この工程は行わなくてもほとんどの場合、大丈夫です!
カットした根を消毒液(例えば、希釈したベンレート溶液)で軽く消毒します。
これにより、病原菌の発生を防ぎます。
消毒後、根を乾燥させます。
半日から一日程度、風通しの良い場所で乾燥させると良いでしょう。
そのままハイドロカルチャーの容器に植え替えを行う
多くの植物の場合は、そのままハイドロカルチャー用の鉢に植え替えても大丈夫です。
植え替えてから1週間は、葉の様子をチェックする
ハイドロカルチャーへの移行
容器の準備
ハイドロカルチャー用の容器を用意し、ハイドロボール(レカトン)を入れます。
ハイドロボールはあらかじめ洗浄し、清潔な状態にしておきます。
容器の底には、適切な排水を確保するために排水層を作ります。
(排水しないタイプの容器でもOK)
植え替え
排水しないタイプに植え替える際は必ず根腐れ防止剤を入れましょう!
植物を容器にセットし、根が隠れるようにハイドロボールを詰めていきます。
根が圧迫され過ぎないように注意しながら、しっかりと支えるように配置します。
容器の水位は、根が完全に水に浸からない程度に調整します。
一般的には、容器の1/3の水位。
根の下部が軽く触れる程度が適しています。
環境の適応
植え替え後は、植物を明るい間接光が当たる場所に置きます。
直射日光は避け、適度な温度と湿度を保つようにします。
水やりは過剰にならないように注意し、根が完全に水に浸らないようにします。
初めのうちは水位を低めに保ち、根が新しい環境に適応するのを待ちます。
DAISOなどでも売ってますが、柴田園芸刃物さんのハイドロボールがおすすめです。
あと、水質を保つためにもこちらも入れておくとgood!
定期的な管理
液体肥料の使用
ハイドロカルチャーでは、植物が必要とする栄養素を液体肥料で補います。
成長期(春〜夏)には月に1~2回、適切な濃度で液体肥料を与えます。
水の管理
排水槽の付いている植木鉢の場合は、下に皿を引いてあげる。
上から水をあげて皿に水が溜まるぐらいでOK
排水槽のない鉢の水やりは容器の1/3ぐらいが目安です。
水がなくなったか目視できるようにガラスの植木鉢を使うのがおすすめ。
あと水がなくなったなと思ってもそこから1〜2日ぐらいは乾燥させて大丈夫です。
すぐに水やりをするより強く根をはるようになります!
健康状態のチェック
植物の健康状態を定期的に確認し、葉の色や根の状態を観察します。
異常が見られた場合は、早めに対処します。
まとめ
これらのステップを丁寧に行うことで、土からハイドロカルチャーへの切り替えがスムーズになり、根腐れのリスクを最小限に抑えることができます。
ハイドロカルチャーのことを視覚的にとってもわかりやすく解説してくれている動画はこちらです!
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